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〔年間祝祭日〕


 日本の年間祝祭日は、国民にできるだけ多くの連休を取らせようとしてなのか、最近複雑なルールができてよく分からなくなりました。

 ここでは、複雑化した日本の年間祝祭日、国民の祝日、国民の休日などについて整理してみました。また、毎年同じ日の祝日にはどんな祝日があるかも興味ありますね。

 最近、日本の祝祭日はとても多くなりました。あなたは複雑化した、現在の祝祭日をカレンダーを見ないでいうことができるでしょうか。



概略内容

 昔は「〇月〇日は何の日」と決まっていたので、誰でも簡単に答えることができたものです。しかし、最近ではこれが通用しなくなりました。

 最近は、国民の祝日を出来るだけ連休になるようにしようという配慮があって、移動祝祭日なるものが登場したために、「〇月〇日は何の日」という問に正確には答えられなくなってしまいました。

 そんなこんなで、このコーナーでは、現在の日本の祝祭日と、その定め方のルールをまとめてみました。何かのときに参考になれば嬉しいです。

 ところで、平成29年2月24日(金)から、

〔プレミアムフライデー〕

 という奇妙な制度がスタートしました。

 このページの最下部にこの制度というかキャンペーンの解説をしています。


日本の祝祭日

◆ 日本の「国民の祝祭日」にはどんなものがあるのでしょうか。

元日
1月1日

・元日(がんじつ)は年の最初の日、日付は1月1日。

・かつては皇室行事である四方拝にちなんで四方節と呼ばれて祝祭日の中の四大節(紀元節、四方節、天長節、明治節)の一つとされてきた。

・1948年公布・施行の国民の祝日に関する法律(祝日法)により、四方節に代わって「年のはじめを祝う」ことを趣旨とする国民の祝日となった。

成人の日
1月第2月曜日

・「成人の日」は国民の祝日の一つで、各市町村では、新成人を招いて成人式が行われる。

・1948年公布・施行の祝日法によって制定され、毎年1月15日と定められていた。成人の日を1月15日としたのは、この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていたことによるといわれる。

・祝日法では「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としている。

・ハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月第2月曜日に変更された。

建国記念の日
2月11日

・「建国記念の日」は国民の祝日の一つで、日付は2月11日。

・1966年の祝日法改正により国民の祝日に加えられ、翌1967年2月11日から適用された。

・祝日法では、日付が定められている他の祝日と違い、「政令で定める日」と記載されており、建国記念の日となる日を定める政令(昭和41年政令第376号)によって日付が定められている。

・祝日法では「建国をしのび、国を愛する心を養う」と規定している。

・建国「記念日」ではなく「記念の日」なのは、史実に基づく建国の日とは関係なく、建国されたという事象そのものを記念する日であるという考えによるものである。

天皇誕生日
2月23日

・「天皇誕生日」は、国民の祝日の一つである。

・祝日法では「天皇の誕生日を祝う」と定められている。

・「天皇誕生日」は、今上天皇(在位中の天皇)の誕生日を祝う日。第二次世界大戦終結までは、天長節(てんちょうせつ)と呼ばれていた。現在は、皇居において、一般参賀が行われる。

<注>
 新元号が〔令和〕となったことに伴って、かつての天皇誕生日であった12月23日は平日となった。

 すでに「祝日法」が改正され、新しい天皇陛下の誕生日である2月23日が新しい〔天皇誕生日〕となり、祝日になることが決まっている。

 平成の天皇であった上皇さまの誕生日は12月23日のため、「平成最後の天皇誕生日」は2018年12月23日であった。

 2019年はカレンダーのうえでは天皇誕生日がない年になる。それにあたる祝日がないからだ。1948年の祝日法の施行以来、初めてのことだという。

春分の日
3月21日 または 3月20日

・「春分の日」は国民の祝日の一つで、1948年公布・施行の祝日法によって制定された。

・祝日法では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としている。

・日付は、祝日法の上では「春分日」として定められている。

・「春分日」は、その前年の2月1日に、国立天文台が作成する『暦象年表』という小冊子に基づいて閣議で決定され、官報で発表される。

・天文計算によって求められた春分の日付以外の日が春分の日とされたことはなく、現在天文計算上2025年までは閏年とその翌年が3月20日になり、その他の年は3月21日と計算される。

・仏教各派ではこの日「春季彼岸会」が行われ、宗派問わず墓参りをする人も多い。



昭和の日
4月29日

・「昭和の日」とは、2007年(平成19年)から日本・世界・他の国民の祝日に加えられる祝日の名称である。

・2005年制定の祝日法では「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」ことを趣旨としている。

・4月29日は、1948年以来ずっと「天皇誕生日」という祝日であったが、昭和天皇の崩御により「みどりの日」と名前が変更された。その後、2005年制定・2007年施行の改正法案で「昭和の日」となった。これに伴い、従前の「みどりの日」は、5月4日に移動することとなった。

憲法記念日
5月3日

・「憲法記念日」は、国民の祝日の一つである。

・1947年5月3日に日本・世界・他憲法が施行したのを記念して、1948年公布の祝日法によって、憲法記念日は5月3日と定められた。公布日の11月3日は、「文化の日」と定められた。

・1948年公布の祝日法では「日本・世界・他憲法の施行を記念し、国の成長を期する」を趣旨としている。

みどりの日
5月4日

・「みどりの日」は、国民の祝日の一つである。

・1989年祝日法では「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としている。

・日付は1989年から2006年までが4月29日で、2007年以降は5月4日となる。

・4月29日が昭和天皇の誕生日であったので、1948年公布・施行の祝日法によって「天皇誕生日」として制定された。1989年の昭和天皇崩御後、昭和天皇が自然を愛したことに因んで「みどりの日」とした。

・2005年の法改正(通称昭和の日法案)により、4月29日を「昭和の日」、5月4日を「みどりの日」とすることとなり、2007年より実施されることとなった。

・この日には普段は青色で印刷される毎日新聞の題字が緑色になる。

・以前には、5月4日は、国民の祝日の一つでした。「国民の休日」とは、日本・世界・他において、国民の祝日に関する法律(祝日法)第3条第3項で定められた休日の通称である。

・1985 祝日と祝日に挟まれた平日は「国民の休日」とすると定められ、憲法記念日とこどもの日に挟まれたこの日が、その第一号となったわけです。

・しかし、2007年以降、5月4日は「みどりの日」となったことで、国民の休日からは外れることになりました。

こどもの日
5月5日

・「こどもの日」は、国民の祝日の一つである。

・祝日法では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨としている。

・「こどもの日」は、1948年公布・施行の祝日法によって制定された。この日が端午の節句に当たることに因んだものである。



海の日
7月第3月曜日

・「海の日」は、国民の祝日の一つである。

・祝日法では「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。

・元々は、明治9年に明治天皇が東北地方巡幸の帰途、灯台視察船「明治丸」に乗って、横浜港に帰還した日に因んで、1941年に、7月20日が「海の記念日」とされた。 ・その後、祝日法の改正(ハッピーマンデー制度)により、2003年からは7月の第3月曜日に変更された。

敬老の日
9月第3月曜日

・「敬老の日」は、国民の祝日の一つである。

・祝日法では「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としている。

・元々は9月15日だったが、2001年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)によって、2003年からは9月第3月曜日となった(但し、制度施行初年度である2003年の9月第3月曜日は9月15日だった)。

国民の休日
*9月22日

・「国民の休日」とは、日本・世界・他において、国民の祝日に関する法律(祝日法)第3条第3項で定められた休日の通称である。

・1985 祝日と祝日に挟まれた平日は「国民の休日」とすると定められ、「敬老の日」と「秋分の日」が飛び石休日となる場合に、その中間の日が、国民の休日となる。

・「国民の休日」という呼び名は奇妙な呼び名ではあるが、「こどもの日」や「憲法記念日」と同様な、堂々たる国民の休日なのである。

・2009年の敬老の日は9月21日、秋分の日が9月23日となるので、9月22日は国民の休日となったし、同様に2015年の9月22日も休日となり、2015年の場合には四連休となった。土曜日が休日の企業なども多いので、五連休になった人も多い。

 ・9月19日(土)
 ・9月20日(日)
 ・9月21日(月:敬老の日)
 ・9月22日(火:国民の休日)
 ・9月23日(水:秋分の日)

秋分の日
9月23日 または 9月22日

・「秋分の日」は、国民の祝日の一つである。

・祝日法では「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨としている。

・1948年公布・施行の祝日法によって制定された。

・日付は、祝日法の上では「秋分日」としており、地球が秋分点を通過する日(日本時間)としている。

・「秋分日」は、その前年の2月1日に、国立天文台が作成する『暦象年表』という小冊子に基づいて閣議で決定され、官報で発表される。

・天文計算によって求められた秋分の日付以外の日が秋分の日とされたことはなく、現在天文計算上、2011年までは毎年9月23日で変わらないが、2012年から2044年までは閏年に限り9月22日が秋分日となり、平年は9月23日となる。

・仏教各派ではこの日「秋季彼岸会」が行われ、宗派問わず墓参りをする人も多い。



体育の日
10月第2月曜日

・「体育の日」は、国民の祝日の一つである。

・祝日法では「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨としている。

・1964年東京オリンピックの開会式のあった10月10日に因んで、1966年に、10月10日が「体育の日」と定められた。

・2000年(平成12年)からは「ハッピーマンデー制度」の適用により、10月の第2月曜日となった。

文化の日
11月3日

・「文化の日」は、国民の祝日の一つである。

・祝日法では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としている。

・1946年に日本・世界・他憲法が公布された日であり、日本・世界・他憲法が平和と文化を重視しているということで、1948年公布・施行の祝日法で11月3日が「文化の日」に定められた。

・この日皇居では文化勲章の授与式が行われる。また、この日を中心に、文化庁主催による芸術祭が開催される。

勤労感謝の日
11月23日

・「勤労感謝の日」は、国民の祝日の一つである。

・祝日法では「勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ことを趣旨としている。

・1948年公布・施行の祝日法で制定され、11月23日と定められた。



祝祭日関連用語

◆ 「祝祭日関連用語」についてご説明しています。

振替休日

 1973年制定の法律で、日曜日(休日)と祝日が重なった場合、翌日を「休日」とするというもの。最初の適用は同年4月29日の当時の天皇誕生日(現在、昭和の日)。ちなみに振替休日と言う文言は法文には無いが、通称として使われている。

 2005年の祝日法改正(通称昭和の日法案)により、振替休日は、その日以後において最も近い国民の祝日でない日に割り振られるようになった。(祝日法第三条二項)

国民の休日

 1985年12月27日制定の法律で、連休を増やす目的で祝日と祝日に挟まれた平日を休日とするというもの。最初の適用は1988年5月4日(1986年は日曜、1987年は振替休日)であった。

 法律の文面には国民の休日という呼び名はなく、単に「休日」となっているが、通称として「国民の休日」といわれている。

ハッピーマンデー法

 週休2日制が定着した今日、月曜日を休日とする事によって土曜日・日曜日と合わせた3連休にし、余暇を過ごしてもらおうという趣旨で制定された法律である。

 1998年10月21日に成立した、国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律(平成10年法律第141号)によって、成人の日・体育の日をそれぞれ1月・10月の第2月曜日にすることとなった。施行は2000年1月1日。同年の成人の日から適用された。

 同様に、2001年6月15日に海の日・敬老の日をそれぞれ7月・9月の第3月曜日に変更する法案が成立。最初の適用は2003年の海の日となった。

移動祝日と国民の休日

 ハッピーマンデー制度第2弾により、敬老の日が移動祝日化した。移動範囲は9/15~21日。そして従来から移動祝日であった秋分の日の移動範囲は当面は9/22~23日となっている。

 この2つがうまく組み合わさると、その中間日に国民の休日が生まれることになる。直近の例では、2009年9月21日の敬老の日と9月23日の秋分の日に挟まれて、9月22日が国民の休日になりました。(シルバーウイークの項を参照)

ゴールデンウイーク

 5月3日(憲法記念日)、5月4日(みどりの日)、5月5日(こどもの日)が連休となり、4月29日(昭和の日)を含めて多くの企業などでは大型連休がとれるようになりました。

 毎年、4月末~5月始めの時期を「ゴールデンウイーク」と呼ぶことが多いです。観光地が賑わいますが、高速道路の渋滞なども年中行事になっています。

シルバーウイーク

 9月第3月曜日の敬老の日、9月22または23日の秋分の日、および敬老の日と秋分の日が飛び石になる年度にはその中間の日が国民の休日となることから、その前後の土曜日、日曜日を含めて大型連休となる年があります。

 このような場合を、春のゴールデンウイークと同じような意味合いから、あくまでも俗称ですが、「シルバーウイーク」と呼ばれるようになりました。

 ちなみに、2009年(平成21年)は、9月19~9月23日までの5連休となり、国内各地の観光地は、シルバーウイークを利用した行楽客であふれました。

 二回目は2015年(平成27年)に同様なことが起こりました。

 そして、次回に同様な大型連休が起こるのは、2026年となる見込みです。(個人的にはそこまで生きられるか、それが問題です。)

プレミアムフライデー

 平成29年(2017年)2月24日(金)から、〔プレミアムフライデー〕というキャンペーン的制度が始まりました。

 これは、毎月の最終金曜日(月末金曜日=月末フライデー)を普段よりプレミアムな日としようという制度です。

 一般の企業や役所などでは、この日だけは午後3時(15時)に仕事を終え、プレミアムな時間をもって、普段できないことをやったり、買物をしたりして楽しんでもらう制度です。

 本当の狙いは、個人のフリーな時間を創りだすことで、いろいろと遊んだり、買い物などしてもらい個人消費を喚起しようとするものです。

 この制度は、日本国政府および経済団体連合会を中心とした経済界が提唱し推進しています。当初は一流企業や役所などしか運用できそうもありませんが、将来は徐々に国民全体に浸透するかも知れません。



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