〔今日は何の日〕

4月9日

　人間誰でも、今日がどんな日か考えるとき「4月9日 何の日」とか「4/9 なんの日」とか気になるものです。ここでは、次のようなことを紹介しています。きっとお役に立ちますのでお楽しみくささい。

　・今日の「誕生石・誕生花」
　・今日が誕生日の人の「星座」
　・日本や世界の「記念日・出来事」
　・偉人や有名人の「誕生日」
　・この日に因んだ「今日の面白雑学」

　1月9日は、グレゴリオ暦で年始から99日目、うるう年では100日目で、年末まであと266日あります。

　この日にも日本国内だけでなく世界的にも多くの出来事があり、多彩な記念日があります。出来事では、1955年4月9日、小学校でカタカナよりひらがなを先に学習することを決定した。

　また、1959年のこの日、国民年金法が成立した。1991年のこの日、アメリカでエイズ感染者が推計100万人を超したとの発表があった。1995年のこの日、統一地方選知事選で青島幸男が東京都知事に当選した。

　記念日には〔大仏の日〕や〔左官の日〕〔反核燃の日〕〔フォークソングの日〕〔パソコン検定の日〕などがある。また、フィンランドでは〔フィンランド語の日〕があり、フィリピンには〔勇者の日〕がある。更に、パラオ・ペリリュー州では〔天皇皇后両陛下ご訪問の日〕というユニークな記念日がある。

（4月9日）

日にち固定の記念日

〔大仏の日〕

　752年5月26日（天平勝宝4年旧暦4月9日）、奈良・東大寺の大仏開眼供養が行われました。大仏の納められている大仏殿は、木造建築物で世界一の大きさを誇ります。

　「大仏の日」は、この日に奈良・東大寺の大仏開眼供養が行われたことを記念して制定されました。

〔左官の日〕

　「左官の日」は、日本左官業組合連合会が制定した。記念日の選出は、左官には不可欠な物質、漆喰にちなみ「しっ(4)く(9)い」の語呂合せからでした。

〔反核燃の日〕

　1985年（昭和60年）4月9日、当時の北村青森県知事が県議会の全員協議会で核燃料サイクル施設受け入れを表明しました。

　これに対し、青森県労働組合が青森県六ヶ所村の六ヶ所村核燃料サイクル施設に反対する姿勢を示すために「半核燃の日」を制定した。

　これに関連し、反対運動は延々とつづき、2018年4月7日には、青森市にある青い海公園で第33回「4・9反核燃の日全国集会」が開かれています。

〔フォークソングの日〕

　「フォークソングの日」は、女性フォークデュオのやなわらばーが提唱し、所属レーベルPANAM（パナム）が、日本記念日協会に申請して、2015年に認定されました。

　日付は、英語の「four」と数字の「9」の語呂合わせ「4（four）9(く）」に由来しています。

　PANAMは、日本でのフォークソングやニューミュージック界に数々の名曲を提供してきた日本クラウンのポップス系のレコードレーベルです。

毎月同じ日の記念日

　新江ノ島水族館は、2011年1月より毎月9日に開催している一般参加型のプログラムで、「えのすいトリーター」（展示飼育職員）の相模湾クラゲ調査に同行、自然環境や生物の多様性を考えていて、このことを多くの人に知ってもらいたいと願って記念日を制定した。

　日付は、クラゲの「ク」から毎月9日に。

　財団法人全日本情報学習振興協会は、パソコンのスキルアップを一部の技能や知識習得だけでなく、コミュニケーション技能の習得という視点も取り入れて、幅広い年齢層を対象とした検定試験を行うことを目標として記念日を制定した。

　日付は、検定試験はその実力にふさわしい級（9）を判断するとの意味から毎月9日としたもの。

　クレープなど、さまざまなケーキ、スイーツを製造・販売するモンテール社は、クレープの美味しさをより多くの人に知ってもらいたいと願い、記念日を制定した。

　日付は、数字の9がクレープを巻いている形に似ていることから。毎月9日、19日、29日と、9の付く日を記念日とした。

（4月9日）

　「フィンランド語の日」は、フィンランド語の書き言葉の父と呼ばれるミカエル・アグリコラの忌日に由来して制定された記念日です。

　アグリコラは、16世紀のルター派牧師で、最も古い印刷されたフィンランド語の文献の著者であり、「フィンランド語の書き言葉の父」と呼ばれる偉人です。

　第2次世界大戦時の1942年4月9日のこと、日本軍が、マニラ近郊にバターン半島に侵攻し占領しました。その際のアメリカ・フィリピン軍は捕虜となり、その人数は約7万6000名にも達しました。

　その時代、アメリカ軍による破壊などで物資輸送トラックは、とても不足していました。日本軍は、捕虜収容所までの約120kmの道のりの約半分をトラック輸送したものの、残り半分の距離は捕虜たちに歩かせたのでした。

　その行軍は、栄養失調やマラリアのために多くの犠牲者を出すものとなり、人々はこの行軍のことを「バターン死の行進」と呼ぶようになりました。

　この事実にちなみ、「勇者の日」の記念日は、2009年に「バターン死の行進」の犠牲者を悼むために制定されました。フィリピンでは、4月9日は、追悼の日であり休日となっています。

　パラオ諸島にある主要な島のひとつ、ペリリュー島（Peleliu Island）は、太平洋戦争時、日米軍の激戦地となりました。

　日米の部隊は海岸線で激しい戦闘を行い、日本軍は玉砕（全滅）し、アメリカ軍にも多数の死傷者を出しました。

　1985年、日本国政府は、この戦争での犠牲者を悼み、島の南端に慰霊碑「西太平洋戦没者の碑」を建立しました。

　平成の天皇は長年、パラオを含む西太平洋地域での戦没者の慰霊を強く希望しており、2015年4月8日から9日にかけて、国際親善と戦没者慰霊のために、平成の天皇及び皇后さまはパラオを訪問することとなりました。

　日本の天皇が慰霊のために訪問することを受け、ペリリュー州の知事は、慰霊が行われる4月9日を、「天皇皇后両陛下ご訪問の日」として今後も州の祝日とすることを法律で決定したと明らかにしました。

　慰霊に際してはパラオのレメンゲサウ大統領夫妻のほか、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島の大統領夫妻も同席しました。

　なお、ﾍﾞﾘﾘｭｰ島内の遺骨や戦闘による遺棄物に触れたり、持ち出したりすることは禁止されているとのことです。

（4月9日）

今日の面白雑学（4月9日）

〔大仏様のパンチパーマ〕

　752年の4月9日、開眼された東大寺の大仏の頭髪は、小さなお団子が並んだようにも、今でいうパンチパーマのようにも見える。

　あの髪型は「螺髪（らほつ）」と呼ばれるが、なぜそうなったのかは謎である。仏像は、お釈迦様の姿を信者たちが石に彫刻したのが始まりで、ガンダーラ（現在のパキスタン北部）などで造られた初期の仏像は、ゆるやかなウエーブの頭髪をアップにしたり、巻き貝のような髪をしていた。

　それが3世紀後半になると螺髪になるのだが、おそらくインドでは、偉大な人物は普通の人間とは異なった姿をしていると考えられていたために、その特色の一つとして考案されたのではないかといわれている。