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〔今日の雑学〕

10月

1月2月3月4月5月6月
7月8月9月10月11月12月
 

 一年中のどんな日にも、長い歴史の中で大事件が起こったり、歴史に名を残す偉大な人物が生まれたり、偉大な発見や発明がなされたりしています。

 あるいは、後世の人たちが永遠に楽しめるような魅惑的な音楽や芸術作品が登場したりするものです。

 歴史に多大な影響を与えるような出来事があれば、それに伴い様々な逸話が誕生したりもします。このコーナーでは、その日に関連するそんな逸話のようなものを掲載しています。それなりに示唆するものがありますから、楽しんで下されば嬉しいです。



 毎月のカレンダーに載っているような大事な記念日などは、だれでも大体の見当がつくものです。

 とはいえ、10月第2月曜日が「スポーツの日」であることは、現状ではそれほど認知されていません。この日は、1964年の東京オリンピックの2年後から10月10日を「体育の日」として始まりました。

 2000年からは10月第2月曜日となり、2020年からは名称が「スポーツの日」となっています。しかも、2020年に限っては、東京オリンピックの開会式の予定日だった7月24日に変更されました。

 現実には、コロナ感染症の関係で、オリンピックが1年後に変更となってしまいましたが、「スポーツの日」は変更後の10月24日のままとなっています。

 このような国民の祝日などに限らず、たとえば、あなたと同じ誕生日にはどんな有名人がいて、どんな逸話を残してくれたかなども興味が湧きますね。そこで、10月の毎日のことに関連する逸話などを調べてみました。

1日 ・最初は食べ物だったコーヒー
2日 ・作れるかジャンボ豆腐?
3日 ・サンマは目黒にかぎる
4日 ・茶碗や湯飲みの足は何のため?
5日 ・駅と駅との距離はどこを基準にしているのか
6日 ・日曜日ごとに雨が降る?
7日 ・夕焼けの翌日はお天気がいい?
8日 ・地下足袋とタイヤの関係は?
9日 ・白旗はいつから降参の印になったのか?
10日 ・缶詰あっても缶切りなし
 
11日 ・左利きは生まれつき?
12日 ・コロンブスは死ぬまで新大陸発見を知らなかった
13日 ・旅行先の気温は地図で分かる
14日 ・第1号はイギリスづくめ
15日 ・グレゴリオ暦始まる
16日 ・ボスといっても親分ではありません
17日 ・神社にはなぜ鳥居があるのか
18日 ・冷凍法の発案者
19日 ・バッテラの名の由来
20日 ・日本初の新聞広告は?
 
21日 ・天才は努力によってつくられる
22日 ・獄中で計画されたパラシュート実験
23日 ・電話は悪魔の仕業?
24日 ・国連は裸?
25日 ・誕生日にはなぜケーキを食べるの?
26日 ・庭が引き起こした革命
27日 ・ブックとは木の皮からきた言葉
28日 ・「電筆将軍」登場
29日 ・彗星騒動
30日 ・カエデの由来は蛙から
31日 ・今夜はハロウィン



おもしろ雑学

今日の面白雑学(10月1日)

〔最初は食べ物だったコーヒー〕

 毎年、10月1日は「コーヒーの日」である。

 コーヒーはエチオピアの高原で山羊が実を食べて興奮しているのを見た牧童によって発見され、この牧童が説教中に居眠りをしては困らせていた牧師に伝えて広まったという。

 最初は粉にして油で練った団子を食べたが、13世紀頃からアラビアで豆を煎って飲むようになり、17世紀中期にはイギリスやフランスで普及した。

 日本には江戸時代の初期、オランダ人によって伝えられたが、一般に普及したのは戦後のことである。

 ちなみに日本初の喫茶店は、明治31年に東京・上野にできた「可否茶館(かぴーさかん)」だったといわれている。


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今日の面白雑学(10月2日)

〔作れるかジャンボ豆腐?〕

 10月2日は豆腐の日だが、この豆腐は中国の唐代に発明され、日本には平安時代から鎌倉時代にかけて伝来したとされている。

 豆腐の「腐」という文字の意味は、中国語では、腐るという意味ではなく「柔らかく弾力性のある固体」を意味する言葉である。

 豆腐は文字通り、柔らかい固体だから、大きなジャンボ豆腐はそう簡単にはつくれない。

 豆腐は容器に入っているときは相当大きく固めることができるし、水の中に浮かべているときには原型を留めているが、外に出すと自重のために豆腐の底部にかかる圧力が増して、潰れてしまうのだ。

 豆腐屋さんにどれくらいの大きさまでなら作れるのかコンテストでもやって欲しいものである。10月ともなると、そろそろ栄養たっぷりで低カロリーな豆腐でつくる温かい湯豆腐が楽しめる季節になる。楽しみである。


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今日の面白雑学(10月3日)

〔サンマは目黒にかぎる〕

 サンマを焼く煙が似合う秋の夕暮れ…なんて、今や遠い昔の話だが、サンマも南下するにつれて痩せてくるので、はしりの方が脂がのっていておいしいのである。

 ところで、有名な落語「目黒のサンマ」は、徳川家光か徳川吉宗あたりをモデルにした話だとか。

 目黒へ鷹狩りに出かけた殿様が農家で食べた焼き立てのサンマの味が忘れられず、城に帰って家来に用意させたが、蒸しサンマで脂が抜けて美味しくない。

 そこで殿様は一言「サンマは目黒にかぎる」と言ったとか言わなかったとか。昔は将軍家の鷹狩り場があった目黒には、現在でも鷹番という地名が残っている。


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今日の面白雑学(10月4日)

〔茶碗や湯飲みの足は何のため?〕

 今日10月4日はは「陶器の日」である。茶碗や湯飲みの底にはご存知のように、周りより高くなった足のようなものが付いている。

 この部分は、ろくろから切り離すときに糸状のものを使うので、糸じりとか糸底といわれているが、これはデザインのためではなく、窯で陶器を焼くときのためにつけられるものなのだ。

 陶器は収縮率が高く、焼くと原型より2割も小さくなる。このとき底がべったりとついていると底の抵抗でひずみが生じ、形が歪んでしまう。

 そこで、足をつけて底の抵触面積を小さくし、ひずみを防いでいるというわけである。足のおかげで熱い湯飲みや茶碗も持ちやすくなるから、一石二鳥の働きをしていることにもなる。


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今日の面白雑学(10月5日)

〔駅と駅との距離はどこを基準にしているのか〕

 わが国初の時刻表が発売されたのが、130年以上も前の今日10月5日のことである。初の時刻表は、観光名所なども書かれた、ガイドブックのようなものだったという。

 現在の時刻表には列車の運行時間とともに駅間の距離が記載されているが、この距離は一般に各駅長室を基準に測ったものだという。

 ただしこれは駅長室とホームが同じ地平にある場合で、ホームが地下深くにあって離れている場合などは、ホームの中央が基準になる。

 ところで駅の住所は、といえば、これもやっぱり駅長室のある位置が基準とされる。したがって東京のJR目黒駅のように、駅の住所は品川区ということも起こるのである。


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今日の面白雑学(10月6日)

〔日曜日ごとに雨が降る?〕

 昔から言われる言葉「女ごころと秋の空」のように、変わりやすいのが秋の空だが、天気はもともと周期的に変化するものだという。

 低気圧が日本上空に現れる平均数は一年のうちで10月が最も多く、過去の統計によると、その数は7、8個ある。低気圧が来る度に天気が悪くなるので、3、4日ないしはその倍の7日ぐらいの周期で天気が変わることになる。

 そのために、日曜の行楽や行事の予定を雨で延期したのに、次の日曜も雨、なんてことが起こりやすいのだという。

 もちろんお天気のことだから必ずそうなるとは限らないが、秋は一週間の雨天順延は避けた方がよさそうだ。


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今日の面白雑学(10月7日)

〔夕焼けの翌日はお天気がいい?〕

 昔から、夕焼けの翌日はいいお天気といわれるが、これは半分当たりで、半分はずれだという。

 日本付近の天気が、西から東へ一日千キロくらいの速さで移動する春や秋にはそうなることが多く、夏や冬は当てにならないからだ。

 明け方や夕方は太陽光が大気中を斜めに通ってくるので、波長の長い赤や黄色だけが遠くまで届いて、朝焼けや夕焼けになる。

 西の空が夕焼けに染まるのは、これから移動してくる天気が、雲が少なくいい天気だということを示している。

 反対に朝焼けは、東の方がよく晴れているということだから、お天気が下り坂に向かっていることを教えているが、春や秋でも東西に伸びる帯状高気圧のときは天気は崩れたりしない。


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今日の面白雑学(10月8日)

〔地下足袋とタイヤの関係は?〕

 今日10月8日は「足袋の日」である。和装にはかかせない足袋は、もともと鹿の皮でつくられ、野外で履かれていたらしい。

 それが木綿で作られるようになったのは、江戸時代のこと。細川三斉の母が茶室で三斉の足が冷えないようにと考案したのが始まりだという。

 度重なる大火で防火用の頭巾などに皮を大量に使ったので値段が高騰し、綿花の栽培が広がったこともあって木綿足袋が普及した。

 ところで現在野外で履かれるゴム底足袋の「地下足袋」はタイヤと深い関係にある。この地下足袋が考案されたのは、1922年のことだ。後にブリヂストンを創設した石橋正二郎によって発明されたという。


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今日の面白雑学(10月9日)

〔白旗はいつから降参の印になったのか?〕

 戦いのときに白旗を掲げたら降参を意味するが、これが世界共通になったのは、1907年のことで、オランダのハーグで開催された国際平和会議で決定されてからである。

 そもそもなぜ白旗が使われるようになったかは諸説あってはっきりしないが、一つは、中世ヨーロッパのキリスト教の洗礼日「ホワイトサンデー」から来ているという説である。

 この日はたとえ戦争中でも教会の権威によって休戦となり、白い服で儀式にのぞむことから、白が休戦の色となった、というもの。

 ちなみに日本で白旗が降参のときに使われるようになったのは日清戦争以降のことだという。


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今日の面白雑学(10月10日)

〔缶詰あっても缶切りなし〕

 1877年の今日10月10日、北海道開拓使が石狩町に初の本格的な工場を開設してサケ缶の製造を開始したことから、日本缶詰協会は今日を「缶詰の日」としているが、缶詰の技術は1874年にアメリカで完成している。

 その元になったのは、ナポレオンが懸賞をかけて募集した遠征の食料保存法だった。この懸賞で採用されたのは菓子職人の提案した、瓶にコルクのフタをロウぶせするというアイデアだった。

 のちにブリキの缶詰が開発されるが、缶切りができたのはずっと後だから、当初はノミとトンカチで開けて食べていたという。


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今日の面白雑学(10月11日)

〔左利きは生まれつき?〕

 10月11日生れの麻丘めぐみのヒット曲に「わたしの彼は左利き」という歌がある。世の中には右利きの人の方が多いように思うが、右利きの人は生まれつきそうだったのだろうか。

 ある研究者の調査によれば、幼児期、少年期ころまでは、手を使う作業により左右両方を同じように使える人が多いという。

 最終的に左利きになった人も、生まれつき左利きというより、幼児期には両方使えたのがある時点から左利きになることが多いらしい。

 思春期以降になると、次第に右利きに固定される人が増えてきて、最終的には右利きの人の割合が多くなるという。


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今日の面白雑学(10月12日)

〔コロンブスは死ぬまで新大陸発見を知らなかった〕

 1451年にイタリア・ジェノバの商人の息子として生まれたコロンブスは、大西洋を西に航海すればインドに到着すると考え、スペイン女王イサベル1世の援助を受けて、1492年8月にサンタ・マリア号など3隻でスペインのバロス港を出航した。

 航海70日目に新大陸を発見、翌年3月に帰国した。

 その後コロンブスは3回の航海でドミニカやジャマイカなどを発見したが、死ぬまでサン・サルバドル島がインドの東端と信じて疑わなかったといわれている。


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今日の面白雑学(10月13日)

〔旅行先の気温は地図で分かる〕

 荷物は軽くしたいけど、旅先で寒かったら困るし、と迷ったことがある方も多いのではないだろうか。

 離れた場所の気温を知るには天気予報が手っ取り早いが、緯度と海抜も手掛かりになる。統計によると緯度1度で気温が約1度違ってくる。

 たとえば東京と札幌では緯度の差は約7度だから、東京が20度のとき、札幌では約13度ということになる。

 ただしこれは春と秋。夏は差が縮まって約5度、冬は差が広がり約9度になる。高度は千メートル高くなる毎に気温が6度の割で下がる。

 ちなみに海抜約940メートルの軽井沢では、緯度の差が約40分の東京との気温差が、通年6、7度低くなっている。


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今日の面白雑学(10月14日)

〔第1号はイギリスづくめ〕

 1872年の今日10月15日に開業した新橋~横浜間は、正しく言えば実は第1号ではない。

 同年5月(旧暦3月)には品川と横浜間が仮開通していたため実際の第1号は品川~横浜間であった。

 ちなみにこの日午前10時には明治天皇の行幸を仰ぎ、祝賀列車は新橋駅を出発した。蒸気第1号機関車と9輌編成の列車、レールなどはすべてイギリス製、運転手や技師もイギリス人であった。

 世界で初めて機関車を公共の鉄道に使用したのもイギリスで、 1825年9月に開通したストックトン~ダーリントン間の鉄道で、その機関車はロコモーション号の愛称で呼ばれていた。


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今日の面白雑学(10月15日)

〔グレゴリオ暦始まる〕

 現在私たちが使っている暦は、グレゴリオ暦といい、1582年の今日10月15日、ローマ教皇グレゴリウス13世が制定したものだ。

 それまではローマ皇帝ユリウス・カエザルの定めたユリウス暦であったが、春分の日が3月21日でなく3月11日にずれてきていたために、グレゴリウス13世は1582年10月5日から14日までの10日間を暦から除き、新たな暦を制定した。

 グレゴリオ暦では西暦年数が4の倍数になる年を閏年としたが、百の倍数の年の場合は、これを百で割ったときの答えが4の倍数でない年は閏年にしない。この結果1700年、1800年、1900年は閏年でなく平年となった。


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今日の面白雑学(10月16日)

〔ボスといっても親分ではありません〕

 日本でも最近、デパートの商戦に取り入れられているのが「ボスの日」である。

 1958年の今日10月16日、アメリカ商業会議所に登録された「ボスの日」は、部下が、責任の重い仕事をしているボス(上司)の日頃の労をねぎらう日というものだ。本家アメリカでは、ボスをランチに招待したりプレゼントを贈ったりする。

 日本でも最近、徐々に定着しつつあるようだが、バレンタインデーと同じで、部下をもつお父さんたちには、嬉しいような、辛いような、複雑な心境の一日になりそうだ。


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今日の面白雑学(10月17日)

〔神社にはなぜ鳥居があるのか〕

 神社につきものの鳥居は、文字どおり鳥の止まり木を型どったもの。ところで、鳥居に止まるのは、長鳴き鳥といってにわとりのことだ。

 昔から夜の闇には悪霊や災いがひそんでいるとされ、夜明けを告げるにわとりの声は、悪を祓うものとされていた。

 天照大神の神話でも、神が天の岩戸から出てきたときに、高天原中のにわとりが一斉に鳴いたと書かれている。

 神社に鳥居が建てられているのは、神様のさきぶれであるにわとりが止まった姿を象徴しているのだ。


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今日の面白雑学(10月18日)

〔冷凍法の発案者〕

 冷凍食品を考案したのは、捕鯨用のモリや白熱灯の特許をもつ発明家であり、科学者、探検家でもあったクラレス・バーズアイである。

 カナダのラブラドルに住んでいたときに、厳寒期に凍らせた食品が、寒さが緩んだときのものより味がよいことに気づき、急速冷凍法を考えついたという。

 凍結するまでの時間が長くなると、氷結晶が大きくなって食品組織が破壊され、ビタミンや水分が失われてしまうのだ。

 現代ではどこの家庭の冷凍庫にも必ず入っている冷凍食品だが、日本で初めて登場したのは昭和29年のこと。東京の池袋のデパートで茶碗蒸しとフライの試食会が開かれたときのことであった。


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今日の面白雑学(10月19日)

〔バッテラの名の由来〕

 秋サバの言葉もあるように、秋はサバがおいしい季節だ。酢で締めたサバに白昆布をのせた押し寿司「バッテラ」は、その形が「バッテイラ」に似ていることからきた。

 とはいっても現代ではバッテイラそのものが無くなってしまったが、もともとはポルトガル語で小舟を意味する言葉だ。

 幕末のころ、伝馬船やはしけ船のことをバッテーラとかバッテイラと呼んでいた。四角い押し寿司の形が、その船に似ていることからついた名前で、船がなくなった現在でも、寿司の呼び名として残っている。


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今日の面白雑学(10月20日)

〔日本初の新聞広告は?〕

 新聞を世界で初めて作ったのはユリウス・カエサルだという。「毎日の出来事」という名で、銘板にローマ帝国のニュースが書かれていた。公報壁新聞みたいなものだったのだろう。

 本格的な商業新聞は1609年にドイツで発刊された「Aviso」「Relation」で、このころ広告代理店もつくられ、新聞広告が始まったとされている。

 日本では慶応3年3月に初の新聞広告が「万国新聞」に出された。広告主は横浜の中川屋嘉兵衛で「パンビスケットボットル右品物私店に御座候間・・・」というものだったという。


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今日の面白雑学(10月21日)

〔天才は努力によってつくられる〕

 エジソンの発明は電球、電話、謄写版など1000を上回るという。

 アメリカのオハイオ州で生まれた彼は、年少の頃から正規の教育を受けられず、独学で電気技術や知識などを習得した。

 新聞の売り子をしながら列車内に実験室を作ったり、電池の実験をしていて誤って電報局を爆破してしまったりとさまざまな逸話を残している。

 一個の電球を作り出すのに1000回もの実験を繰り返した彼は、毎日5時間しか寝ないで生涯働き続け、「それ自身の力でうまく作動するものなど何もない。うまく動かないものを動かすように努力しなければならないのだ」という言葉を残している。


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今日の面白雑学(10月22日)

〔獄中で計画されたパラシュート実験〕

 レオナルド・ダ・ビンチもパラシュートのスケッチを残しており、パラシュートの原理そのものは古くからあったようだ。

 1797年の今日10月22日、世界で初めてのパラシュート降下を成功させたのはフランスのアンドレ・J・ガルネランである。

 彼は、フランス革命戦争で3年間捕虜となり、獄中生活を送る中で計画を練って保釈後に実験を決行した。高度900メートルまで気球で上がり、直径6.9メートル、32本の骨を張った布製のパラシュートで降下した。

 パラシュートがはらんだ空気を抜く通気孔がなかったので激しく揺れ、命がけの実験だったという。この後、1900年代の初めに現代のようなパラシュートが作られるようになった。


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今日の面白雑学(10月23日)

〔電話は悪魔の仕業?〕

 1869年の今日10月23日、日本で初の公衆電信線の工事が始まった。

 電信機が日本に伝わったのは、1854年にペリーが黒船で2度目の来日をしたときのことだ。

 1869年8月19日には横浜市内で約770メートルの電信線を架設し、実験が始められた。ベルが電話を発明した翌年の 1877年11月には、すでに日本に電話機第1号が輸入されている。

 その後、1890年に東京で一般加入者155名で電話業務が始まった。

 電話に驚いた当時の人々は、これを悪魔の仕業と信じ、線の下を通るときは厄除けのおまじないを唱えたとか、電信柱にのぼっててっぺんに風呂敷包みを結んで相手に届けようとした、などの珍事が起こったそうだ。


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今日の面白雑学(10月24日)

〔国連は裸?〕

 1945年の今日10月24日、国際連合の発足を定めた国連憲章が発効したが、国際連合(TheUnitedNations) の名称を考えたのは、アメリカのルーズベルト大統領だった。

 英語圏の国では頭文字をとってUNと略されるが、フランスやイタリアではOUNと表記される。これらの国々でUNと書くと、裸つまりヌードという意味になってしまうので、フランス語の「OrganisationdesNatiosunion」の頭文字をとって、OUNと表記されている。


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今日の面白雑学(10月25日)

〔誕生日にはなぜケーキを食べるの?〕

 1825年の今日10月25日に生まれたヨハン・シュトラウス二世は、「美しき青きドナウ」で知られるワルツの大作曲家だ。

 ところで、誕生日といえば、ケーキに年の数だけロウソクをたててお祝いをするが、この習慣は、古くドイツで始まったとされている。

 誕生日を迎える子どもにプレゼントを贈り、好きなごちそうでお祝いするという、今とまったく同じような習慣があった。

 ケーキにロウソクを立てるのは、月の女神アルテミスの誕生を祝う信者が、月の形をしたハチミツケーキの周りに小さなロウソクをともしていたことに由来するようだ。


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今日の面白雑学(10月26日)

〔庭が引き起こした革命〕

 1964年の今日10月26日、金沢・兼六園などが特別名勝の指定を受けたが、庭園の園という漢字の口の部分は、もともと土地の周りに張り巡らした囲いや柵を意味する文字だ。

 庭を意味する英語の「garden」の語源も、同じく柵という意味の「gardo」という言葉である。

 フランス語やドイツ語でも同じだというから、庭は人間が土地の所有を意識したときから始まったものかもしれない。

 西洋庭園の規範となったベルサイユ宮殿の庭は、数百人が昼夜働き、湯水のようにお金を注ぎこんで設営されたが、その贅沢さがフランス革命を引き起こしたともいわれ、造園家ノートルは死後、パリ市民によってその骨をばらまかれている。


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今日の面白雑学(10月27日)

〔ブックとは木の皮からきた言葉〕

 毎年11月3日の文化の日を中心とした前後2週間は「読書週間」である。これはアメリカのチルドレン・ブック・ウィークにならって日本でも読書推進のために制定されたもの。

 ちなみに英語の「本(book)」という言葉は、ブナの木からきた言葉だという。紙の発明以前、ヨーロッパではブナの木の皮に文字を書いていたので、ブナを意味する言葉「ボーク」がブックとなったのだ。

 本がたくさんある図書館をライブラリーというのも、やはり木の皮と関係した言葉だ。昔、ローマでは文字を書く木の皮のことをリベールと呼び、それが本の意味になり、やがてライブラリーという言葉ができた。


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今日の面白雑学(10月28日)

〔「電筆将軍」登場〕

 「電筆将軍」とは、1882年の今日10月28日、日本で初めて速記講習会を開いた田鎖綱紀のことである。当時の人々は速記術に驚き、彼をこう呼んだという。

 ちなみに速記の歴史は古く、紀元前63年にはローマの政治家キケロの演説集が、彼の解放奴隷ティロが考案した速記によって記録され、発刊されていたという。

 近代では16世紀後半からイギリスで発達し、ピットマンが1837年に完成させた。

 日本では衆議院式、参議院式、早稲田式、中根式などの速記法があるが、ベテラン速記者は1分間に350字も書き取ることができるのだという。


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今日の面白雑学(10月29日)

〔彗星騒動〕

 75~76年に一度見られるハレー彗星を発見したのは、1656年の今日10月29日に生まれたイギリスの天文学者E・ハレー (ハリー)である。

 彗星は昔から戦争や疫病などが起こる前触れとされ、災害を意味する英語の「disaster」は、「dis(凶)」と「astro(星)」からきている。

 1986年のハレー彗星接近のときは南半球に見物客が殺到したが、その前の1910年のときは、彗星が地球に有毒ガスをもたらすとか、地球が大爆発するという噂が流れて大変な騒ぎになった。

 日本では息を止める練習をしたり、空気を溜めるためのチューブを買いに走る人も現れ、自殺者すら出る始末だった。


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今日の面白雑学(10月30日)

〔カエデの由来は蛙から〕

 尾崎紅葉は江戸の芝中門前町に生まれ、近くの紅葉山という場所にちなんで、その筆名をつけた。

 一般にカエデの仲間をモミジというが、モミジとは秋に葉が紅や黄色に色づく植物の総称である。

 ちなみにカエデとは、五裂した葉の形が蛙の手に似ていることから、カエルデが転化してカエデになったものだという。

 朝の最低気温が8度前後になり、霜が降りるような冷たく乾いた移動性高気圧がくる頃になると、木々が色づきはじめるが、なぜ紅葉するのかは、まだ分からないことも多い。

 マンサクのように同じ種類の木なのに、生育する場所によって紅葉になったり黄葉になったりするものもあるという。


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今日の面白雑学(10月31日)

〔今夜はハロウィン〕

 11月1日はキリスト教で、聖人を記念する「万聖節」である。その前夜にあたる10月31日の今夜は、欧米でハロウィン(Halloween)と呼ばれるとても盛んなお祭りの日である。

 収穫を祝い、悪霊を追い祓うこの祭りの起源は、古代ケルト人の新年と冬を迎えるサムハイン祭といわれる。

 欧米ではカボチャなどの芯をくりぬいてつくった提灯を下げながら、お化けの扮装をした子どもたちが「Trick or Treat!(お菓子をくれないといたずらをするぞ)」と叫びながら、近所の家々を回ってチョコレートやキャンディをもらって歩く。

 子供たちの服装はお化けに限らず、ゲームのヒーローの姿や、映画の怪獣、日本の忍者の姿など多種多様なものがあり、子供ばかりでなく大人も楽しむ習慣がある。



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